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モエ・エ・シャンドンはシャンパーニュ地方最大級の土地を所有しています。幅広い土壌、品種、クリュの恩恵を受け、最高級の味わいを生み出す環境がそろっています。

  • 1,190ha

    HECTARES

    シャンパーニュ地方の約3.5%にあたる1,190ヘクタールの土地を所有。

  • 50%

    GRAND CRU

    そのうち50%がグランクリュ(特級畑)

  • 25%

    Premier CRU

    そのうち25 %がプレミアクリュ(1級畑)

BEHIND THE QUALITY - Epernay

厳しくも、肥沃な自然環境

シャンパーニュ地方は、フランスのブドウ栽培地としては最北端に位置し、冬と春には60~80日も霜が降りるという、温暖な気候を好むブドウにはとても厳しい気候です。しかし、その冷涼な気候の中で成長したブドウは、ゆっくりと熟成し、糖分と酸味のバランスがよく複雑な特性を持つことができます。さらに、シャンパーニュの土壌は石灰質で、水はけがよくミネラルを豊富に含んでいるため、ブドウを育成するのに最適な土地といえるのです。

一貫した味わいを
実現するために必要なこと

この厳しい土地で高品質なシャンパンを提供し続けるには、より多くのブドウを集め、その中から最高のブドウだけを選ばなければなりません。そこで、モエ・エ・シャンドンは、シャンパーニュ地方に最も広大で多様なブドウ畑を所有し、さらに多くのブドウを農家から買い付けています。シャンパン造りに使うブドウの選択肢を数多く持つことで、味わいの一貫性を保っているのです。

★モエ・エ・シャンドン所有の畑

三種のブドウが織り成す、
至高のハーモニー

モエ・エ・シャンドンを代表するシャンパン「モエ アンペリアル」のブレンドには必ず、ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネという3種のブドウが使われています。ピノ・ノワールで味の骨格を、ムニエで厚みやふくよかさを、そしてシャルドネでフレッシュさを、というように、それぞれのブドウの個性をバランスよく組み合わせているのです。それぞれの特徴が、ハーモニーを奏でながらひとつに溶け合って生まれるシャンパンから、魅力と輝きが失われることは決してありません。

天より授かる恩恵

冷涼な気候のシャンパーニュ地方において、ブドウが成長するために欠かせないもの、それは太陽の暖かな日差しです。4月から9月までの間、約1,000時間太陽の光を浴びると、ブドウ畑は生命力あふれる輝きを帯びてきます。そして、ゆっくりと熟成したブドウは、それぞれ決められた収穫の時を待つのです。

厳しく見守る目、やさしく摘み取る手

ブドウを育てることは、メゾンで最も大切な仕事のひとつ。モエ・エ・シャンドンでは、およそ250名もの経験豊富な栽培担当者が、一年を通じてブドウの成長を入念に管理しています。とりわけ収穫期には、300区画ものブドウ畑を繰り返し見回り、気候条件や成熟条件を見極めながら区画ごとに収穫する日を決めていくのです。収穫日には約3,000人の作業員が、大事に育ててきたブドウの味わいに傷をつけることのないよう細心の注意を払いながら、一房ずつ手作業で摘み取っていきます。こうして収穫された約1.2kgのブドウから、ボトル1本分(750ml)のシャンパンがつくられます。

BEHIND THE QUALITY - MATURING

伝統に裏付けられた長期熟成が、
エレガントな味わいを育む

「モエ アンペリアル」が熟成にかける期間は 27ヶ月。これは法律で定められている最低熟成期間の約2倍です。このように長い時間をかけることで、複雑なアロマと奥行き、そしてきめ細かくエレガントな泡が生まれます。熟成の効果が現れるには、長い時間と忍耐が必要です。しかし、その熟成は長ければ良いというものではなく、フルーティさを失わぬよう正しいタイミングで終了しなければなりません。極上のシャンパンを生み出すために必要なもの、それはメゾンが培ってきた長年の経験と伝統に裏付けられた技術なのです。さらに、「グラン ヴィンテージ」の熟成には、7年もの歳月がかけられます。

ありのままの果実味を引き出すために

ブドウは酸化によって風味が変化しやすいデリケートな果実。そこでモエ・エ・シャンドンは、空気を完全に遮断できる100%ステンレスタンクを使用して醸造を行っています。シャンパンの移動を最小限に抑えているのも、極力空気に触れないようにして、ブドウ本来のピュアな風味と熟成の可能性を損なわないため。美味しいシャンパンをつくること、それは“酸化との戦い”でもあるのです。その後、マロラクティック発酵(MLF)でシャープな酸味を和らげたシャンパンには、芳醇な味わいが生まれます。

悠久の時が、洗練された味わいをつくる

ステンレスタンクでの醸造を終えたシャンパンは、続いてワインセラーでゆっくり時間をかけて熟成されます。フランス・エペルネのカーヴ(地下貯蔵庫)は、この土地特有の泥灰土白亜をくりぬいてつくられており、その広さはシャンパーニュ地方でも最長となる28kmにも及びます。セラーの内部は静かで程よい湿度を保ち続けることから、シャンパンに繊細な泡立ちや味わいを与えるために最適な環境です。このワインセラーは、モエ・エ・シャンドン最高の財産といっても過言ではありません。

BEHIND THE QUALITY - PROFESSIONALS

シャンパンの未来を創造するチーム

モエ・エ・シャンドンの精神と味を守る醸造家チーム。選び抜かれた9名からなるそのチームを率いるのが、醸造最高責任者のブノワ・ゴエズです。ニューワールドワインの核心的な部分を理解しながら伝統を重んじるバランス感覚が、モエ・エ・シャンドンのシャンパン造りのスタイルと合致していたことから、2005年に35歳の若さでモエ・エ・シャンドンの醸造最高責任者に着任。
「確固とした伝統を持つモエ・エ・シャンドンは、手から手へと次世代に受け継がれるべき遺産であり、未来を見据える能力がある存在なのです」と、ブノワ・ゴエズは語ります。毎年2万種類ものテイスティングを行う、モエ・エ・シャ ンドンの歴史に新たな息吹を加える最高の醸造チームが生み出す味わいの世界を、どうぞお楽しみください。

BEHIND THE QUALITY - CELEBRATION

一口味わえば、
モエ・エ・シャンドンとわかる

モエ・エ・シャンドンを味わったときの魅惑的な喜びをもたらすもの、それは芳醇な風味に他なりません。適度な酸味、まろやかさ、しなやかさ。その全てが、親しみやすいシャンパンを創りだすための重要な要素なのです。

幾重にも織りなす時が生み出す、
金色の首飾り

長い熟成期間を経て、グラスに注がれるシャンパンは、気高さや華やかさを漂わせます。モエ・エ・シャンドンでは、黄金色のシャンパンから次々に立ち上る泡をペルル(le perle=真珠)と呼び、そのペルルがシャンパンの表面に円を描く状態をコリエ(le collier=首飾り)と表現しています。コリエがはっきりとした形で認められるのは、熟成にじっくり時間をかけたことの証。幾重にも織りなす時間の中で生まれた美しくエレガントな“真珠の首かざり”を、五感で堪能すれば、この上ない幸せがさらに広がります。

隠された香り

様々な種類のブドウがブレンドされているモエ・エ・シャンドンのシャンパンから漂う香りは、複雑かつ繊細なものです。それは、空気に触れることによっても変化するため、グラスに注いだ直後と、グラスをまわした後とでは、香りに違いが現れます。味わいや見た目だけでなく、隠された香りを見つけることも、シャンパンの楽しみ方の一つなのです。